大谷翔平、2年連続は日本人初の栄誉!最優秀指名打者の「エドガー・マルティネス賞」を獲得
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現地11月28日(日本時間29日)、年間で最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」をエンゼルスの大谷翔平が2年連続で受賞したと発表された。この賞の連続受賞は2003年から5年連続受賞していたレッドソックスのデビッド・オルティス以来で、2年連続の受賞は日本人初の快挙となった。
この賞は指名打者でかつ、年間100打数以上の選手が対象となる。この条件を満たした大谷は今季、打率・273、34本塁打、95打点、11盗塁。打席当たりの総合的な評価を表す指標のOPSは・875と素晴らしい成績を残した。
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今年の大谷を上回る成績を残したアストロズのヨルダン・アルバレス外野手は、打率・306の37本塁打、97打点をマークし、OPSは1・019で、ポジションごとの年間最優秀打者に送られる「シルバースラッガー賞」を受賞した。大谷よりも良いシーズン成績を残していたこともあり、今回のタイトルの受賞でも有力視されていた。
それでも、指名打者としての打撃成績だけを比較すると、多くの指標でトップを獲得していたことが、投票の権利を持つ各球団の担当記者、放送関係者、球団広報担当者から評価されたと考えられる。
昨季はア・リーグMVPをはじめ、11冠を受賞するという圧倒的な結果を残したものの、今季はア・リーグMVPなど最終候補まで残った賞は多かったものの、このエドガー・マルティネス賞が初のタイトルとなった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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