MLBコミッショナーが大谷翔平の”存在価値”を再定義!世界的な普及に「オオタニの活躍は重要だ」

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(C)Getty Images

 今月よりポストシーズンが開幕したMLB。地区シリーズからヤンキースも登場し、今季62本塁打でア・リーグ新記録を樹立したアーロン・ジャッジのバッティングにも注目が集まっている。また、投打二刀流で驚異的なパフォーマンスを披露したエンゼルスの大谷翔平とのMVP争いの話題も、ファンや関係者の間で熱を帯びているところだ。

 2022年シーズンの主役を務めたジャッジと大谷には、MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーからも賛辞が贈られている。米スポーツメディア『FOX SPORTS』が、マンフレッド氏がジャッジのシーズン本塁打記録に言及したことや、大谷の活躍への印象を語ったことなどを伝えている。

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 同メディアはその中で、2001年のバリー・ボンズの73本塁打のメジャー記録についても論じられており、マンフレッド氏が「数字に関しては、野球には長い歴史がある。時代によって異なることが起こった。ボールの種類もマウンドの高さも違うし、ファンは自分で判断するのだ」と、ジャッジとボンズの両方の本塁打記録への見解を述べた。その上でマンフレッド氏は、ジャッジの62本塁打を「記念碑的なパフォーマンス」と称えている。

 また大谷についても「オオタニは超越した才能を持っている。私たちがこれまで見てきた中で彼のような選手は誰もいなかった」と賛辞を贈っており、さらに「我々は真剣にベースボールの国際化に焦点を当てており、オオタニという北米以外の出身の選手がこれほどの活躍をすることは本当に重要である。彼は偉大だ」と、競技の世界的な普及の点においても大きな役割を果たしていると主張した。

 他にもマンフレッド氏は「オオタニの重要性はいくら強調してもしすぎることはない」と、これまでの活躍を評している。

 多くのスター選手が集うMLBでも、突出した成績で世界中のファンを沸かせた大谷。リーグのコミッショナーから発せられた言葉には、強い敬意が込められていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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