大谷 ダルビッシュ 初対決ならずも 2人を繋ぐ「404号室の奇跡」とは
注目を集めたエンゼルス・大谷翔平投手(27)とパドレスのダルビッシュ有投手(35)のメジャー初対決は叶わなかった。8日(日本時間9日)に本拠地で行われたエンゼルス戦に先発したダルビッシュは6回を投げ3安打1失点で降板。ここまで7連敗中と調子を崩していたが、初回、3回、5回はいずれも三者凡退とリズムの良いピッチングでエンゼルス打線を圧倒。パドレス打線も5回までに8点を奪う猛攻でダルビッシュを援護した。
一方、代打待機していた大谷は6回までに出番はなかった。
登板前日には旧交を温めた2人。ダルビッシュは日本ハムに2005年から11年まで在籍。12年から海を渡った。一方の大谷は13年に日本ハム入りとチームにいた時間はかぶってないが、オフの自主トレを共に行うなど、高め合ってきた経緯がある。
大谷自身、「子供の頃から一番好きな投手だった」というダルビッシュに「打者・大谷」としてどんな勇姿を見せるのか注目が集まったが、結果は水入りに。来年以降の夢対決にも注目が集まりそうだ。
一方、実現すれば日本ハムにおいては新旧「11」番対決ともなったが、そこでにわかに注目を集めているのが「404号室の奇跡」だ。ダルビッシュ、大谷ともに入団時に鎌ケ谷合宿所の勇翔寮で過ごしたが、その部屋が何と同じ404号室だったというのだ。
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