東都ドライチ7人衆でキャンプ1軍スタートは2人だけ 草加勝はキャンプ前にトミー・ジョン手術へ
草加と、残る3投手は新人合同自主トレで不安をのぞかせた。
草加は1月15日に、キャッチボールの最中に違和感を訴えていた。当初は保存療法で手術は回避する方針だったが、セカンドオピニオンを仰いだ上で手術を決断したという。
ヤクルト・西舘と下村は、当初はキャンプ1軍スタートに内定していたが、その後に調整に遅れが出て2軍スタートへと方針転換された。下村は1月23日にキャッチボール中に背中の張りを訴え、別メニュー調整に。幸い軽傷で、その後はブルペン投球も再開させているが、大事を取った格好だ。
細野も1月19日に、当初予定していたブルペン投球を回避。新人合同自主トレ期間中のブルペン投球は、同15日の1回だけにとどまった。
プライベートでも交流があり、仲が良いことで知られる7人。下村と常広は同じ青学大、巨人とヤクルトの西舘は同性など共通点も多く、誰もが互いをライバル視して「同期よりも早く勝ちたい。同期よりも多く勝ち星を挙げたい」と口をそろえてきた。まさにいい刺激を受けながらプロの扉を開いたのだが、ここまでは逆風が続いているかのような流れだ。
幸い、巨人・西舘と、武内の2人はキャンプで1軍スタートを切る。巨人は2月1日、西武は同6日にキャンプインを迎える。2人には嫌な流れを断ち切るようなブルペンでの剛速球を投げ込み、初日から豪快なミット音を響かせてほしい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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