フィギュア宇野昌磨が不透明選考に喝!羽生結弦も救われた「あいまい基準」を問題視
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新エースは黙っていられなかった。
フィギュアスケートの世界王者、宇野昌磨が全日本選手権で圧勝した。2位に40点近い大差をつける貫禄の滑りで、来年3月の世界選手権(埼玉)出場切符を手にした。
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宇野の表情が怒りに変わったのは男子フリー終了後、世界選手権の日本代表メンバー発表の席上だった。会見の冒頭で「選考基準っていうのはどういったものか、僕にはよく分からないけれど、あまりうれしく思えない部分もある」と不満を漏らし、珍しく感情的になった。
真意は明かさなかったが、同じランビエール・コーチに師事する島田高志郎が宇野に次ぐ全日本2位に入りながら、代表に落選したことが引き金かもしれない。結果的に、女子12位が代表に選ばれ、男子2位が選ばれない矛盾。不透明な選考基準にこれまで泣かされた人たちの思いも背負うかのように、公の場で苦言を呈した。
【世界選手権の日本代表(全日本成績)】
◆男子
宇野昌磨(全日本1位)
山本草太(全日本5位)
友野一希(全日本3位)
◆女子
坂本花織(全日本1位)
三原舞依(全日本2位)
渡辺倫果(全日本12位)
◆ペア
三浦璃来、木原龍一組(欠場)
◆アイスダンス
村元哉中、高橋大輔組(全日本1位)
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