巨人・中田 GG賞受賞も レギュラー定着のために課せられる「宿題」
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セ、パ両リーグの守備の名手を表彰する「第51回三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が29日、都内のホテルで行われた。
今季は再三の好守備でチームを助け、一塁手部門で5度目の受賞となった巨人・中田翔内野手(33)は「日頃から意識を置いてやってきていたので、こうして評価していただいてありがたい気持ちでいっぱいです」とコメント。続けて一塁手の醍醐味を聞かれると「いろんな面で他の選手にカバーしてもらっているので、悪送球など少しでもカバーしたいと思ってやっています」とフォア・ザ・チームの意識を掲げた。
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セ・パ両リーグでのGG賞獲得は史上9人目で、一塁手部門に限れば初の快挙となった。
今季は8月から岡本和の不振に伴い、4番も務めた。さらに堅守でチームを支えたとあって、来季もレギュラー安泰かといえば、決してそうとも言い切れないようだ。
「中田にとっては自身の目標にも掲げている打点をさらに増やすことが求められそうです。4番として本塁打のシーンなどが目立ちますが、終盤は好機で凡退するシーンも目立った。勝負強さをよりアピールする必要がありそうです」(放送関係者)
中田は今季109試合に出場し、24本塁打、68打点、打率・269。一方、令和の三冠王に輝いたヤクルト・村上は「134」打点を記録。この厚き壁に挑む必要があるというのだ。