またも離脱危機? 日本ハム・中田に大物OBが喝!
何かとお騒がせの日本ハム・中田翔内野手(32)にまたもアクシデントが発生した。8日の阪神戦に「4番・一塁」で先発出場した中田は2点を追う3回一死満塁のチャンスに三ゴロに倒れ、一塁に全力疾走する際に右腰付近に痛みを訴えてグラウンドに倒れこんだ。頭を抱え込み、しばらく動けなかったが、トレーナー陣の助けを借りて、担架に乗せられて運び出された。
今季の中田はトラブル続き。開幕直後から打撃不振に苦しんでいたが、4月にはベンチ裏で転んで右目をはらすアクシデントも。5月中旬には自ら二軍降格を直訴し、先月17日には出場選手登録を抹消されていた。その後、札幌市内の一軍施設で自己調整を許され、今月1日から二軍戦に復帰していた。計3試合で9打数3安打の結果を残し、4日の巨人戦から一軍復帰したばかりだった。
チームは最下位が定位置。頼れる主砲の復帰で上昇気流に乗りたいところだったが、暗雲が立ち込めてきた。またこの日の中田のプレーには厳しい目も向けられた。BSの解説を務め、日本ハムの大物OBでもある江夏豊氏は「これは100%、練習不足。普段から全力疾走してないからですよ」とピシャリ。復帰後わずか4試合目にして、自身のコンディション調整不足で「戦線離脱」となれば、シビアに見ざるをえなかった。
もともと中田は豪快なスイングや外見と裏腹にナイーブな性格で知られる。二軍降格もチームの力になっていないと悩んだ末に申し出たとされる。4日の一軍復帰後には「ここまで来たからにはやるしかない。結果はもちろんそうだけど、結果どうこうではなく最後まで戦い抜くということだと思うので。そこは最後までしっかりやりたい」と強い覚悟を語っていた中田。その言葉通り、今度こそプロの矜持を示せるだろうか。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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