大晦日にピーター・アーツに勝った男が「RIZIN.26」、浜崎朱加、山本美憂、浅倉カンナの見どころを解説

タグ: , , , 2020/12/30

 12月31日に行われる格闘技イベント「RIZIN.26」。15試合(オープニングマッチ除く)が予定され、そのうち女子の試合はタイトルマッチを含む2試合行われる。

そんな最強女子の戦いについて、元総合格闘家の大山峻護さんに見どころを聞いた。大山さんは現役時代、初代ROAD FCミドル級王者に輝き、またPRIDE時代にはヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップ、グレイシー一族などと激戦を繰り広げた。K-1・HERO’S時代には、ピーター・アーツに勝利するなど、当時の総合格闘技を盛り上げた存在。同い年の山本美憂選手や女王・浜崎朱加選手、若手の注目株・浅倉カンナ選手、実力派のあい選手、それぞれの戦い方、ストロングポイントは…?

大山峻護さん

・今すぐ読みたい→
堀口恭司のコーチ「過去試合は参考にならない別の選手。むしろ良い一年の休息だった」 https://cocokara-next.com/athlete_celeb/mike-brown-talks-about-rehabilitation-period-02/






浜崎朱加vs山本美憂(RIZIN 女子MMAルール:5分 3R 49.0kg)


女子スーパーアトム級タイトルマッチとして行われる一戦は、地上波放送もされる注目のカード。日本人初となるMMA世界王者に輝いたこともある浜崎朱加選手は初代RIZIN女子スーパーアトム級王者で、再び女王の座を狙う。一方の山本美憂選手はレスリング一家で英才教育を受け世界チャンピオンにもなったが、42歳で総合格闘技へ参戦した。世界の女子格闘技界をリードしてきた2人が女帝の座を目指す。

「山本選手は僕と同い年の46歳。これは本当にすごいことで、この年齢でタイトルマッチという最高峰で戦えるのは素晴らしいこと。レスリングで世界を制して総合格闘技に転身してきましたが、決してここまで順風満帆に来たわけではない。総合にアジャストできなくて負けて悔し涙もたくさん流してきましたし、弟の山本KID徳郁選手が若くして亡くなってしまったり、いろんなことを乗り越えてついについに辿り着いた大舞台。だからこそ、溢れる思いを持って初代王者の浜崎選手に挑むと思うので、相当強い山本選手が見られると思います」





「浜崎選手には世界で戦ってきた経験値や引き出しの多さがありますが、昨年の大晦日にハム・ソヒ選手に僅差で敗れ、悔しい思いをしている。今回は負けてからのタイトルマッチで、しかも初代王者としてのプライドもあるので、相当な意地と覚悟を持ってリングに上がってくると思います。浜崎選手、山本選手、2人とも日本女子格闘技を牽引してきた選手で、トップ同士のぶつかり合い。負けられない戦い。試合展開としてはお互いに削り合いという内容になるかと思います。どっちの勝ちたいという執着心が勝るのか、ちょっとでも気持ちが揺らいだ方がスキをつかれてしまいます」

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム