「必ずメジャーリーグに行く」名球会投手が太鼓判を押す弱冠二十歳の若き右腕とは

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佐々木氏の見立てでは、山下が本格化するのは3年後だと言う(C)Getty Images

 現役時代横浜(現DeNA)、大リーグ・マリナーズで活躍し、「大魔神」の異名を持つ佐々木主浩氏と、「火の玉ストレート」を武器に阪神等で活躍した藤川球児氏が、YouTubeチャンネル「名球会チャンネル」にて対談をおこない、現役最強の「豪速球投手」について語った。

 名球会入りのレジェンドたちが絶賛するあの投手とは一体ー。

【動画】1日の広島戦、6回1失点の好投で今季5勝目をあげた山下





 対談内にて、「お墨付きの現役最強豪速球投手」を問われた両氏。藤川氏はすぐさま、ある投手の名前を挙げた。

 それが、球界注目となっているオリックス山下舜平大投手(20)だ。

 2020年ドラフト1位で福岡大学附属大濠高校からオリックスに入団した山下は、今年プロ3年目ながら自身初となる開幕投手を務めると、9日のDeNA戦でバウアーと投げ合い、プロ初黒星を喫したが、プロ初先発からすべて先発として5連勝を果たすなど、弱冠二十歳ながら凄まじい活躍を見せている。

 この山下、実は高校三年生時の夏の甲子園が新型コロナウイルスの影響で中止に。

 ドラフト指名を行う上で鍵となる大会で、その実力を披露する機会はなかったものの、代わりに行われた甲子園高校野球交流試合では、遠投の力強さゆえに、藤川氏いわく各チームのスカウトが口を揃えて1番良かった投手だというほどだったという。

 当初は、山下のことをまだよく知らないと口にしていた佐々木氏だが、藤川氏から渡された動画を見るや、「この子知ってる。球が速くてカーブが凄い子だ」と、既に認識していた様子。190cnの長身やしっかりとした肩幅などその体格から、かつてソフトバンクのエースとして活躍した斉藤和巳氏を彷彿とさせるとも口にした。

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