SB衝撃!親会社が赤字3兆円でささやかれる「球団経営」への深刻な影響とは

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 実際に8日の会見に臨んだソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は「創業以来最大の赤字を出したことを真摯(しんし)に反省したい」と語った上で、今後に関しては「人員削減を含めて全社的にコストダウンを図らなければならない」とリストラを含め、引き締めを図ると語った。赤字の主な原因は米金利上昇をきっかけに世界的にハイテク株が下落した影響を受けて、投資している企業の株式の評価額が大きく下がったこと。一方、子会社の携帯電話大手ソフトバンクの業績は順調だという。

 さらにここにきてチームも正念場を迎えている。後半戦はここまで9試合を戦い、3勝5敗1分け。首位西武を3ゲーム差で追う立場であるが、主軸のグラシアルが4日に座骨痛のため登録抹消。今宮、周東、柳田ら主力選手も満身創痍の状態で戦っている。投手陣でもエースの千賀がコロナ陽性で離脱、ここまで6勝をあげ、球宴にも出場した左腕、大関が精巣がんの疑いで2日に緊急手術と離脱が相次ぎ、先発、中継ぎ、野手に至るまで、チーム編成に苦労しており、藤本監督も頭を抱えている。

 昨年は4位と8年ぶりのBクラスに沈んだ。常勝軍団が巻返しを図った今季にさらに飛び込んできた衝撃ニュースのインパクトは大きいが、前を向いて戦っていくしかなさそうだ。(年俸はすべて推定)





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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