“先進国”日本を手本とする「課題」 大黒柱ソン・フンミンも訴える韓国サッカー界の苦境「恥ずかしくて悲惨な事態だ」
冬は非常に寒く、夏は高温多湿となる環境面への配慮が行き届いていないことなど様々な課題に直面しているという。そうした状況下で国内からも不満の声は噴出している。ソウルの市議会議員であるキム・ドンウク氏は「韓国の誇り高い代表チームはホームメリットを全く味わえずにいる」と指摘。「芝生の状態は最悪のレベルだ。かれこれ半年も、ソウルワールドカップ競技場で代表の国際Aマッチが開かれていない。これは恥ずかしくて悲惨な事態だ」と嘆いた。
現時点で北中米ワールドカップ・アジア最終予選のB組で首位につけている韓国。6月には6月5日に敵地でイラク代表と対戦した後、10日の予選最終戦クウェート代表をホームで迎え撃つ。
果たして、「言い訳だと思う人も多いかもしれないが、本当に細かいディティールで勝負が決まる」と切実に訴えるソン・フンミンの声は、サッカー界の苦境を変えるキッカケとなるか。日本を「手本とする」とされている調査の行方に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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