夏場の疲労は審判にも影響?球界OBが「モロに出てきてる」とストライクゾーンの変化に言及
選手が疲労困憊であることに触れたが、江川氏は「アンパイアの人もすごい疲れてる」と口にする。「割と広く(ストライクを)取る方っているんですけど、モロに出てきてるんですよ」「両サイドがキツイ方はかなりキツくなってて、範囲の広い方は広くなるんです」とコメント。ストライクゾーンを広くとったり狭くとったりなど、主審にはある程の傾向があるが、その傾向が疲労によってより極端になっていると解説した。
そして、「僕はゲームの解説をする時は『審判は誰なのかな』って必ず確認するんですけど、誰が(その日の主審に)当たるか。これもひとつ面白い」「みなさんもゲームを見る時に『アンパイアはどっちなんだろう』『狭い人なのか、ちょっと広めをとるのか』っていうのをご覧になりながらゲームを見ると面白い」と野球をより楽しく観戦するためのポイントを語った。
江川氏が指摘した通り、審判に注目して観戦するとこれまでとは違った面白さを見つけられるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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