再び熱狂を生んだ死闘で“路上の伝説”が舞う 鬼神クレベルに4年越しリベンジの朝倉未来が平本連に宣戦布告「注射の仮病ニキは何をやってるんですか？」
クレベルからしっかりと勝ち切った朝倉は、平本への敵意も隠さなかった(C)Getty Images
カリスマは、4年前の雪辱を果たした。
7月27日にさいたまスーパーアリーナで行われた格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」で、朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）は、クレベル・コイケ（ボンサイ柔術）と5分3ラウンドのRIZIN MMAルールで対戦。序盤から果敢な打撃を打ち込んで2-1の判定勝ちを収めた。
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「準備万端です。明日はすごい試合にします」
そう意気込んでいた朝倉は、“柔術界の鬼神”を喰った。
クレベルとは21年6月の東京ドームで開催された「RIZIN.28」で対戦していた朝倉は、三角締めでの屈辱的な失神KO負け。そんな背景もあって今回の一戦はリベンジの舞台でもあったのだが、“路上の伝説”はメインイベンターとしての役目を全うした。
1ラウンドの序盤、寝技を得意とするクレベルがいきなりテイクダウンを狙うも、朝倉は「思ったよりも上がっていた」という対応力で冷静に応戦。付け入る隙を与えずに逆に鉄槌も炸裂。クレベルに立ち技へと切り替えさせる。
割れんばかりの「未来コール」が響く異様な空気の中で進んだ2ラウンド目も、朝倉は主導権を譲らない。下半身から絡めとろうとするクレベルにヒザを合わせるなど打撃を食らわせる。
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