燕 泥沼7連敗!村上孤軍奮闘で指揮官から叱咤された「選手の名前」とは
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この試練を乗り越えられるか。ヤクルトは12日のDeNA戦(神宮)に3ー4と敗れ、今季ワーストの7連敗を喫した。主砲・村上宗隆内野手(22)は本塁打を放つなど孤軍奮闘しながらも投打でほころびが見え始めている。
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村上は2回無死、大貫の甘く入ったカットボールを完璧に捉えると、バックスクリーン左へ飛び込む41号先制ソロをマーク。これで節目の100打点をマーク。主砲の一発で乗っていきたいところだったが、後が続かない。4回一死一、三塁の好機ではサンタナが二ゴロ併殺打。6回二死一、二塁のチャンスも同じくサンタナが一邪飛に倒れた。
この日は打線を大幅に組み替えた。山田と山崎をスタメンから外し、不動のリードオフマンだった塩見を3番で起用。それでもつながらない打線。4番の村上は残り3打席も四死球で全打席出塁しても、ポイントゲッターが不在とあって、あと一押しができない。
今のヤクルト打線の状況についてはこんな声もある。
「村上以外の打線全員にいえることだが、なかなかつながらないことで打撃が強引になって、引っ張り傾向が強くなっている。村上はコンスタントに打っているが、前後を打つ打者に怖さがなければ、相手もくみしやすくなる」(球界関係者)
3番を打つ山田は新型コロナ陽性の影響なども引きずり、不振が続く。本来は勝負強いサンタナもチーム状況に引きずられるように、調子を落としているとあって心配されている。