燕 泥沼７連敗！村上孤軍奮闘で指揮官から叱咤された「選手の名前」とは
一方でこの日の試合で指揮官が奮起を求めたのは先発投手にもある。
先発の小川は６回を投げ８安打４失点。２回に村上がソロで先制した直後の３回に失点、５回にオスナのソロで２ー２の同点に追いついた直後の６回にも失点とリズムの悪さが目立った。
小川のこの投球には温厚な高津監督をして「（点を）取ってもすぐ取られてしまうので、常にベンチが重い雰囲気になってしまうというような感じでしたね」と戦犯にあげた。「いいムードになってきたところでポンと追いつかれる、いいムードになったところでカンと２ランを打たれるっていうような感じになっていたので、常にリードしても一瞬。すぐに追いつかれてしまってという、常に追いかけている感じにはなりました」と悔しさをにじませた。小川は右のエース格、チームが苦しい状況下にあるからこそ、流れをもってこられるような粘り強い投球を求めている。
チームはこの敗戦で２位のＤｅＮＡに６ゲーム差に迫られている。エンゼルス・大谷が打ちまくってもチームが負けることを受け、ネット上では「なおエ」（なおエンゼルスは敗れました）という言葉があるが、今のヤクルトは村上が孤軍奮闘しており、「なおヤ」状態。この試練を乗り越えるにはナイン全員が一丸となって向かっていくしかなさそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「今は誰もいない」阪神の後任監督問題について「日本一の投手コーチ」、佐藤義則氏が断言した理由とは
【関連記事】辻西武・新庄ハムで「遺恨バトル」に発展か 注目集める「ポイント」とは
【関連記事】巨人・中田 「４番」就任で評価急上昇 舞台裏で見せた「気配り」とは
1 2
