ヤクルト鉄壁リリーフ陣の裏に元祖ロケットボーイズ・石井コーチの存在感
ペナントレースもいよいよ終盤。阪神と激しい優勝争いを繰り広げるヤクルトでリリーフ陣が奮闘している。中でも存在感を発揮しているのは、「8回の男」として知られるプロ3年目の清水昇投手(24)だ。ここまで62試合に登板し、リーグトップの45ホールドをマーク(6日現在)。抑えのマクガフと共に勝利の方程式の一角を務める。
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プロ2年目の昨季は52試合に登板し、30ホールドをマークし、最優秀中継ぎ賞を獲得。ブレイクの背景にはブルペンをたばねる石井弘寿一軍投手コーチの手腕も大きいという。
「石井コーチは昨年ソフトバンクを引退した五十嵐亮太氏と共に現役時代は右と左の剛腕セットアッパーとしてロケットボーイズを結成。最速155キロの直球とキレのあるスライダーで三振の山を築いたことは今でもヤクルトファンの間で語り草になっています。またメジャー志向が強く、球団にも一時は認められながら、最後は故障で夢をあきらめざるをえなかった悲運のヒーローとしても有名。自身が登板過多で肩を痛めたことから、リリーフ陣のコンディション管理には細心の注意を払っており、今季のチームの躍進を陰で支えています」(球界関係者)