ロッテ・井口監督が大切にしている言葉とは 【千葉ロッテ選手が大切にDOする言葉】

タグ: , 2019/1/21

 言葉は不思議だ。

 若い時はピンと来なくて、頭の片隅に置いたままになっていた言葉がある時、突如、脳裏に浮かび上がってくることがある。千葉ロッテマリーンズを率いて2年目を迎える井口資仁監督にとってそれは『実るほど頭を垂れる稲穂かな』という詠み人知らずの句だ。稲穂は実れば実るほど、重みで稲先を垂れ、頭を下げていく。その事から、力がついて成功している時こそ、謙虚に生きていきなさいという戒めの句である。

 「大学2年か3年の時に、知り合いの方に『これから、そのように生きていきなさい』と教えられた。その時はまったくピンと来なかった。でも、その後、プロに入って、野球界以外でも色々な人と出会うようになった。気が付いたのは、何かで成功した人や、功名な方は皆さん、謙虚である事。それがすごく自分にはカッコよく映った。こういう風な人間になりたいと思った。逆にふんぞり返っているような人に心が惹かれることはなかった。その時かな。大学の時に教えてもらった言葉はこういうことなのだろうなあと思ったのは」

(c)千葉ロッテマリーンズ

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人として謙虚である姿勢は大事


 まもなくキャンプイン。

 ZOZOマリンスタジアムの監督室で新たなシーズンに向けた準備を続ける指揮官は懐かしそうに当時を振り返った。日本での実績はもちろんのこと、メジャーリーガーとしてワールドシリーズに出場しワールドチャンピオンに2度輝いた。周囲はスーパースターとして、もてはやしてくれる。それでも「ボクはまだまだです」と、いつもどんな時も謙虚でありたいという自分を見失うことなく過ごしてきた。

「人として謙虚である姿勢は大事。何よりもプロ野球選手は、野球で活躍すればすごく評価されたり、周りは、もてはやしてくれたりする。だけど、それはすなわち社会的に偉いという事ではない。その辺を若い選手も勘違いしないようにして欲しい。お世話になった人への感謝の気持ちを忘れずに謙虚な気持ちで日々を過ごして欲しいと思っている」

 人間はある程度の力がついてくると、周囲への感謝を忘れがちになる。活躍したことで勘違いをして自分は偉いと思ってしまうケースはプロスポーツの世界に限らず、どの分野の人間にもあることだ。

 しかし、どれだけ成功しても個人で優れた能力を発揮しても、自分ひとりで成し得た成功などない。親などの家族や恩師、仲間、後輩、部下など周りの助けや親切、愛情、理解が重なりあった上で成り立っているのである。それを忘れ、周囲への謙虚さを持たずにふんぞり返りながら生きている成功者は周囲から見ると虚しい存在だ。

 井口監督はその事を多くの人との出会いの中で気が付いた。そしてまだ栄光を手に入れる前の大学時代に教えてもらった一つの句が脳裏に蘇ってきた。それからだ。いつもどんな時も礼儀を重んじ、謙虚な気持ちで感謝を忘れないでいようと自戒の思いを込めて、『実るほど頭を垂れる稲穂かな』という句を思い出すようにしている。

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