元SB攝津氏がチームの現状とドラフト戦力補強を分析 今年獲得すべき戦力とは
いよいよ11日、2021年プロ野球ドラフト会議が開催される。
今年は、小園健太投手(市和歌山高)や風間球打投手(ノースアジア大明桜)、さらには森木大智投手ら「高校生BIG3」をはじめとした、投手の有望株が多く候補に上がっている。
今シーズンも残り試合がわずかとなり、各チーム来季へ見据えた動きも見えてきた。そんな中、現役時代沢村賞を受賞するなど、投手陣を支えてきた元福岡ソフトバンクホークス の攝津正氏が自身のYouTubeチャンネルで、今年ホークスがドラフトで獲得すべき戦力について語った。
【動画】攝津正氏が語るソフトバンクのドラフト戦略について 獲得すべきは即戦力左腕?それとも高校生?
ドラフト会議を前に、攝津氏は現状のチームの課題についてこのように話す。
「内野陣がなかなか固定できていないというか、レギュラークラスの選手がいない。加えて高齢化もありますよね。外野は栗原選手が出てきたり、牧原選手が守ったりしているので、なんとかなる感じはあります。サードは松田選手もまだまだ出来るとはいえ、もう38歳ですし、ショートは今宮選手がいますが怪我の影響でシーズン通しての出場がなかなかできない状況。セカンドは固定できていないですし、ファーストは中村選手がいますが32歳ですからね。ファーストは外国人選手の補強で補えることを考えたら、セカンド、サード、ショートですかね」
既にホークスは風間投手の1位指名を公表。一方で、攝津氏自身は現状の戦力を踏まえ、ドラフトでの投手陣の補強についてこのように見解を述べる。