OB攝津氏が「カギ」とするも敗戦のソフトバンク 常勝軍団の意地を見せられるか

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 2年連続リーグ優勝を狙うソフトバンクが、ここにきてまさかの足踏みだ。

首位と4ゲーム差で迎えた10日から日本ハムとの3連戦。優勝を狙う上では絶対に落とせない下位チーム相手にまさかの2連敗(1分)を喫した。

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 この3連戦、投打にわたり精彩を欠いた。

 初戦となった9日の試合、投げては先発マルティネスが6回無失点の好投、打ってはデスパイネや柳田ら主軸の活躍もあり、6回終了までに3-0とリード。

 ところが7回裏、マウンドを引き継いだ2番手の坂東、3番手の渡邉、さらには4番手の田中が連続失点で逆転を許してしまう。

 9回に三森のタイムリーでなんとか追いつき引き分けに持ち越したものの、勝てる試合を落としてしまう結果となった。





 続く10日の試合では屈辱的大敗を喫した。

 この日、プロ入り後札幌ドームでは4勝負けなしという好相性の石川が先発。だが、初回に味方のエラーも絡むなどし打者一巡の猛攻を受け、1回も持たず10失点(自責3)でノックアウト。続く2番手の高橋礼もその流れを止められず、結果球団今世紀ワースト17失点で敗戦。

 試合後、普段は最後まで記者団に取材に応じる工藤監督も、この日ばかりは「今日はお疲れ様でした、ごめん」と、自ら会見を打ち切るほど、大ダメージを食らった。

 カード負け越しだけはなんとしてでも避けたい12日の3戦目だったが、先発和田が日本ハムルーキー今川にプロ初本塁打を献上するなどし3失点。

 打線も、こちらは2年目の先発・立野を打ち崩せず、零封に終わり、最下位日本ハム相手に痛いカード負け越しとなった。

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