DeNA・大田が移籍後初サヨナラ!ノンテンダー組の秘めた「思い」とは

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 DeNAは9日の阪神戦(横浜スタジアム)に3ー2のサヨナラ勝ち。

9回に代打で出た大田泰示外野手(32)が一振りで試合を決めてみせた。

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 「ヨコハマサイコー!」。熱戦を締めくくった大田の決めぜりふが横浜の夜空に響き渡った。2ー2で迎えた9回二死一、三塁の場面。一打サヨナラの期待がかかる中、加治屋の変化球を左前にはじき返した。ベンチから飛び出すナインたちの手荒い祝福が心地よかった。

 「昇太(今永)が粘り強くなげてくれて、応えるしかないと思った」

 左腕エース今永が阪神打線相手に9回113球4安打2失点と粘投。チームとしても何とか勝ち星をつけたい展開だった。

 大田にとっても価値ある一打となった。日本ハムをノンテンダー(自由契約)となり、DeNAに移籍した。定位置奪取を目標に臨んだシーズンだが、今季はここまで36試合に出場し、打率・293、5本塁打、14打点。成績を残しながらも目指すレギュラー奪取には至っていない。7月8日に足の張り、全身疲労を理由に登録抹消。その後、1か月ぶりに今月5日から再び登録されていた。





 意地を見せたい理由もある。日本ハムを共にノンテンダーとなった西川(楽天)、秋吉(ソフトバンク)とも最近は評価を落としている。

 「西川は守備の乱れが指摘され、独立リーグからソフトバンクに入団した秋吉も2試合連続で失点するなど苦戦しています」(球界関係者)

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