DeNA佐野離脱で「追い風」が吹いてきた「あの選手」とは
その大田はコロナ陽性の影響でキャンプインこそ出遅れたが、10日に行われた実戦形式の打撃練習では、守護神候補の三嶋からあいさつ代わりの一発を放り込んだ。
鋭い打球をバックスクリーン左へ放り込み「奇跡的にバットに当たってくれたので。やっぱりバットを振るというのが大事。良かったです」と謙遜コメントを話しながらも充実感を漂わせた。日本ハムからノンテンダーFAを受けた当時は「野球を続けられるのか」と深く悩むこともあった。手を差し伸べてくれたチームの力になりたい気持ちは強い。
チームも佐野に関しては今キャンプで本職の外野以外にも一塁での守備練習も実施していた。幅広い起用法を模索する中での一手だったが、それだけ大田を前向きに生かしたいと首脳陣も考えている。
主砲・佐野の離脱は痛いが、この機会に大田は外野のレギュラーを奪えるか。実戦が増えてくるタイミングとあって、今後も絶え間ないアピールが必要となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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