元巨人選手から学ぶ仕事の極意「任された仕事をこなすだけでは、『出来る人』にはならない」
さらに鈴木氏は、プロ野球の世界と一般社会を照らし合わせ、仕事で高いパフォーマンスを発揮するための心構えとして、このように話している。
「言われたことをただやっているようでは、その程度。言われたこと以上ができるのが、あの世界でずっと生き残ってくる人だと思う。我々はそこを求められる世界ですし、それができないとプロの世界ではない。一般社会の仕事においても、『これだけやっておいて』と言われたことを成し遂げるだけでは、『こなせる人』ではあるものの、『できる人』ではないじゃないですか。それ以上のことができると、『この人は仕事ができるな』ってなる。僕は、任された仕事をこなすだけでは、『できる人』ではないと思っています」
プロ野球という厳しい世界で20年もの間結果を残して来た鈴木氏だからこそ感じる「仕事への流儀」。
一般社会で働く私たちにとっても、通じる部分があるのではないでしょうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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