【日本ハム】「ショートスターターの賜物」で6年目・加藤貴之がプロ初完投初完封!指揮官へ恩返しも
既に栗山監督の退任が発表されているが、発表後には「いろんな使い方をして悪かった」と謝れたという。
それでも加藤は
「自分の長所を見つけてくれてそれを生かしてくれた監督。最後の最後に自分らしいというか、こういうピッチングができることを見せられてよかった」
と、指揮官に感謝の言葉を述べた。
先発106試合目での完投はプロ野球史上最も遅い記録。それでも、この完封・完投勝利はこれまで様々な経験を経て掴んだ「賜物」だろう。
今季は開幕からチームでただ1人、休養含め抜けることなく1年間ローテーションを守り抜いてきた。さらに、この日の登板で145投球回となり、プロ6年目にして初めて規定投球回にも到達した。
本人も
「素直に嬉しい。いつかは達成したいと思っていた」
と、喜びの言葉をあらわにした。
今季の「集大成」とも言える圧巻の投球をみせた加藤。勝ち星こそ5勝にとどまっているものの、この日一皮むけた姿をあらわしただけに、来季は二桁勝利をはじめ、さらなる飛躍に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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