日ハム・加藤が中9日で登板 まばらな間隔に左右されず好投なるか?
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日本ハムの加藤貴之投手が22日、敵地・岩手県営球場での楽天戦に先発登板する。
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加藤といえば、今年の交流戦、4試合に登板し26イニング無失点で防御率0.00を記録。交流戦での防御率0.00は2015年の阪神・メッセンジャー、今季の阪神・青柳に続き3人目。パ・リーグでは初の快挙となった。
今季はここまで13試合に登板し、援護に恵まれず勝ち星こそ3勝(4敗)に止まっているものの、防御率1.76(リーグ4位)、QS数10(リーグトップタイ)と抜群の成績を残している。
そして驚くべきは「与四球数」だ。ここまで81.2イニングを投げ与えた四球はわずかに「5」。一般的に3.5を超えると優秀とされるK/BB(奪三振 と与四球 の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ)ロッテ・佐々木朗を上回る12.00でリーグトップと、持ち前の制球力の高さが十分に発揮されている。
その制球力の良さが象徴された試合が今年4月19日に登板した楽天戦。
9回をわずか90球で完封する「マダックス」を達成して見せた。
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