「これからがスタート」久保建英、A代表3年目での待望初ゴールに安堵「このまま一生入らないと…」
代表3年目にして初ゴールを挙げた久保。ワールドカップのメンバー入りに向けてアピールした。(C)Getty Images
日本サッカー界が待ち続けていたゴールだった。
キリンカップサッカー2022が6月10日に行われ、日本代表はガーナ代表に4-1で勝利した。3月29日のベトナム戦以来となるスタメン出場を果たした久保建英は、後半28分、三苫薫のクロスに合わせて代表初ゴールを流し込んだ。
【動画】久保建英がついに決めた!三苫薫のクロスを冷静に合わせた“代表初ゴール”をチェック
幼い頃から名門バルセロナの下部組織で研鑽を積み、2019年には18歳5日という歴代2番目の若さでA代表デビューを飾った久保は、早くから注目を浴び続けていた。「このまま一生入らないと思った時もありました」と試合後のインタビューで語った通り、デビューから3年という月日は期待をプレッシャーへと徐々に変えていた。それだけに、初めてのゴールは大きな意味があった。
「みんな『もっと早くチャンスがあったろ』と思っているはず。結果的に17試合で1ゴールですけど、(ゴール数が)ゼロと言われることがこれでなくなったので、ここから追いつけ追い越せでいきたい。これからがスタートだと思っています」(久保)
ネット上では「代表初ゴールおめでとう」などの祝福の言葉はもちろん「ずっとこのゴールを待ち続けていた」「やっと入ったか」という長年のファンの安堵にも似た喜びの言葉であふれていた。
初めてのゴールを決めたとはいえ、久保の勝負はこれからである。本人の言葉にもあるように、スタートラインに立ったばかりと言ってもいいかもしれない。ノーゴールというプレッシャーから解放された久保の”覚醒”をファンは心待ちにしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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