「ライン間の“毒”になる」CL決勝T1回戦でソシエダとPSGが激突!仏メディアは久保建英を警戒
フランスメディアも久保の能力を高く評価しているようだ(C)Getty Images
12月18日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が、スイス・ニヨンで行われ、久保建英の所属するレアル・ソシエダードはパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦することが決まった。
レアル・ソシエダは、グループリーグを負けなしで首位突破を果たしており、2003-2004シーズン大会以来となるラウンド16の戦いとなる。もちろん、久保にとっては初のCL決勝トーナメント進出であり、さらなる大舞台での活躍が期待されている。
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一方のPSGは言わずと知れた欧州屈指のスター軍団。今季、リーグで唯一、二桁得点をマークするなど高い得点力を発揮しているキリアン・エムバペをはじめ、各国代表クラスが顔を揃える。
CL出場常連のメガクラブが相手とあって、ここまで強さをみせてきたレアル・ソシエダにとっては真価が問われる一戦であり、フランス王者相手に劣勢となる構図は十分に予想される。しかし、その中でもPSGが最も警戒すべきプレーヤーとして、日本人MFを挙げる声が現地メディアを通じて聞こえてきている。
フランスニュースサイト『Le Figaro』は対戦カード決定後、レアル・ソシエダの戦力について論じるトピックを配信。その中で「このチームのセンセーションはクボ」と記しており、中心的選手であると評した。
トピックでは、「10歳から14歳までバルサでプレーした左利きのこの選手は、その球際の強さから『和製メッシ』の異名を持つ。2019年にレアル・マドリードに引き抜かれ、2022年にトゥスリ・ウルディンに売却されるまでレンタル移籍を繰り返した」と久保のキャリアを振り返っている。