【巨人】丸でも岡本でもない 指揮官を喜ばせたここ1番の大城の「ファインプレー」
大城は今春のWBCでも侍ジャパンの一員として活躍した(C)CoCoKARAnext
巨人は13日の西武戦(東京ドーム)に3-0と勝利。投げては左腕メンデスが6回無失点で来日初勝利を飾り、9回を締めた大勢は通算50セーブ目をあげるなどメモリアルな試合となった。これで交流戦は首位キープ、3連勝で今季最多タイの貯金2といよいよ巨人が乗ってきた。
開幕直後のアクシデントで離脱していたメンデスが力強い投球を見せた。4月12日の阪神戦(東京ドーム)で大腿二頭筋を損傷し、登録抹消。約2か月の時を経て、シェイプされた体から繰り出される投球はキレ味抜群。角度のある直球とチェンジアップのコンビネーションで西武打線を封じ込めた。
6回96球、4安打無失点の力投には原監督も試合後のインタビューで「腕の振りもよく、メリハリの効いた、最初の春先よりも違った強さを感じましたね」と高く評価した。
打線もそんな左腕を援護する。この日は3回に主砲・岡本和真が先制二塁打を放つと、4回にはこのところ好調な丸佳浩が9号ソロを放った。丸は直近4戦で4本目となるアーチをかけるなど、こちらも状態をあげてきた。
一方、指揮官が笑顔を見せたのは5回1死一、三塁で5番・大城卓三がスクイズを敢行した場面にあった。
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