松島幸太朗がW杯を振り返る、東京五輪は?【田中大貴アナ連載】
「うーん、やっぱりサモア戦のゲーム終了間際のトライですかね。残り時間、相手の心境、ゲームの流れ、マークされている中で決めきれたトライ。あのチャンスを生かしきれたこと。身体がきっちりと反応出来たこと。信じ切ることができたからです」
日本が世界に誇るトライゲッターたる所以を示してくれた松島のトライ。予選ではまさに個人としても世界と戦えると感じたトライだった。
「もちろんチャンスがあれば世界に出て勝負したい。本気の南アフリカはやはり強かった。研究もされていた。世界最高峰のラグビーだと感じた。4年前とは違う印象。予選の4チームとはまた違う迫力がありました。凄みを感じた選手を挙げると12番のデアリエンディと13番のクリエル。あんな選手たちと戦える環境にいたい。勝負したいという思いは強くなりました、正直」