原巨人 続投も選手から「NO」を突きつけられる「理由」とは
発言の背景にはこんなシーンも関係したようだ。「以前から原監督は投手への見切りが早かったが、今季は特に投手陣においては勝利投手の権利を得る目前の5回途中に降板するシーンなども目立った」(同)
そういった場面で投手陣を預かる桑田投手チーフコーチは「もう少し投げさせてあげたかった」とコメントすることが多く、結果的に先発投手陣の早期降板が続いたことで中継ぎ陣にも負担を強いた。
また、原監督の手法についてはこんな声も上がる。
「4番にバント、試合後に厳しいコメントを発して選手に自覚を促すなど、ときに厳しい叱咤の姿勢を見せてチームを動かしていくのがこれまでの原監督流ともいえるが、それでは最近の選手は動かなくなってきている側面もある。チーム浮上のためには新たなアプローチも必要ではないか」(同)
今季に関して「慢心があった」と認めた原監督。V奪回が至上命題となる来季は、どのような形で選手の士気を高めるのかも注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】中日・平田の退団理由が波紋 「引退セレモニー」にこだわる理由とは
【関連記事】「僕たちのために犠牲に」巨人・大勢の意味深コメントが話題 読み取れるチーム内の「対立構図」とは
1 2