「僕たちのために犠牲に」巨人・大勢の意味深コメントが話題 読み取れるチーム内の「対立構図」とは

タグ: , , , 2022/10/3

 巨人の守護神・大勢(23)が、今季最終戦で新人最多タイ記録の37セーブをマークした。

 2日に行われたDeNA戦(横浜)、2点リードの9回に登板。先頭の柴田に右前打、神里には左越え二塁打を浴びて無死二、三塁のピンチを招く。一死一、三塁とし、続く関根は二ゴロに仕留めるも味方のミスもあり失点。1点差とされるピンチもあったが、最後は桑原を空振り三振に抑え、37セーブを記録。2015年の山崎(DeNA)、22年の栗林(広島)に続いて史上3人目の新人最多セーブ記録となった。

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 「意識しないようにはしていたんですが、異様な雰囲気に飲まれたというか、意識した部分はあった」と大勢。強心臓で知られる守護神ですら、記録達成には力が入ったと打ち明けた。

 ルーキーながら1年を通して、重責のあるポジションを守り抜き、記録を重ねた。5年ぶりBクラスに沈む中で数少ない明るい話題となった。

 感謝を伝えたい相手を問われると「桑田さん」と桑田投手チーフコーチの名前を真っ先に挙げ、こう続けた。

 「自分だけじゃなくて、ピッチャーの皆さんの体調だったりメンタルだったりというのを本当に配慮していただいて。本当に僕たちのために犠牲になっていただいたというか・・・。そういう場面も陰ながら見えていました。ピッチャー陣としては日本一になることが桑田さんへの恩返しとやってきたんですけど、恩返しができなかったことは悔しいです」と胸の内を明かした。

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