那須川天心、武尊が抱き合って号泣！激闘後の“男泣き”にファンも感動「熱すぎた」「永遠に僕のヒーロー」

死力を尽くした那須川と武尊に、惜しみない拍手が送られた。(c)THE MATCH 2022

　“神童”の格闘センスは、やはり図抜けていた。

　立ち技格闘技のビッグイベント『THE MATCH 2022』が６月19日、東京ドームで行われ、メインイベントでキックボクシングRISE王者の那須川天心とK-1王者の武尊が対戦。ファンが待ち望んだビッグマッチは、那須川が天才ぶりを見せつける鮮やかな試合運びで“完璧”な判定勝ちを収めた。

　前日計量では、武尊が前日リミットぴったりの58.00kg、那須川が57.95kg。当日計量では武尊が61.75kg、那須川が61.95kgでそれぞれ計量をパス。56,399人の大観衆が見守る中、始まった“世紀の一戦”は、那須川が優勢に試合を進めた。

　右のジャブと左ハイキックでリズムを作る“神童”は、第１ラウンド終盤に左フックでダウンを奪う。第２ラウンドでは武尊のバッティングでインターバルが取られるアクシデントに見舞われたが、それでも流れは渡さず。第３ラウンドも的確に左ジャブを当てて武尊の突進をいなし、見事にジャッジ全員の支持を勝ち取った。

　那須川はジャッジの採点を聞いている段階から泣き顔になり、試合後に武尊と健闘を称えあった際には、両者ともに目を潤ませた。リングから去る武尊が肩を落として号泣する姿は、この試合への想いの強さを感じさせた。

　那須川、武尊ともに号泣と言っていい“男泣き”を見せる姿にファンも感動したようだ。ネット上には、「最後のは泣けるなぁ」「武尊選手も那須川天心選手も永遠に僕のヒーロー」「２人ともナイスファイト」「武尊も天心もかっこよかった」「熱すぎた」「死ぬほど泣いたな天心武尊最高だった」などと二人の健闘を称える声が溢れた。

　キックボクシング41戦全勝の那須川は、この試合を最後にボクシングへ転向する。果たして新たな挑戦では、どんな姿を見せてくれるのか。今から楽しみだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]