低迷する打線の救世主 佐藤輝明に球界OBから指摘された「守備向上へのポイント」とは
守備に関しては「上体はスポンジのように軽く待っておかないといけない」とボールを待つときはリラックスすることが大事になるとしながら、練習時はショートのポジションでノックを受けることを勧める場面も。
理由としては、サードは強い打球が多いことで力みがちとなるが、遊撃は少し打球との距離があることで捕球の感覚もつかみやすくなるとした。
また、不安定な投球の解消に関しても「リラックスしてステップさえ踏めればあとは投げられる」とコメント。送球難に関してはイップスもからんでくるため、神経質にならないことも大事とした。
その上で岡田監督が佐藤を降格時に野球に向き合う姿勢を課題にしたことにも触れた。高木氏は佐藤がルーキーから3年連続20本塁打を放つなど実績を残していることから「何で腐す必要がある? 可能性を伸ばしてやればいいじゃないか」とコメント。長期的な育成ビジョンを立てることを首脳陣には求めた。
現在打撃不振でファーム調整となっている大山悠輔、佐藤の2人に関して「2人ともすごくいい選手」「絶対、立ち直ってくるよ」と背中を押すことを忘れなかった高木氏。終始、球界の後輩への愛情が感じられる動画ともなった。
チームにとっても中軸を打つ、佐藤、大山の完全復活が目指すリーグ連覇に欠かせないピースともなる。佐藤には引き続き、チームをけん引する活躍を期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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