虎の貧打を物語る「.197」 1軍再昇格で「2軍レベルにない」と証明した佐藤輝明は深刻打線の“起爆剤”となるか
5月15日に登録を抹消された佐藤だが、2軍では違いを見せつけている。出場17試合で、打率.318、2本塁打、長打率.515、OPS.881と主要スタッツで好成績を記録。さらに長打率から打率を抜き、.200以上で「優秀」とされるISOも.197と上々の成績だ。春先に鳴りを潜めた本来のパワーもしっかりと発揮していると言える。
課題と言われた三塁の守備も2軍では無難にプレー。攻撃陣がからっきしの1軍の現状を思えば、多少の粗さは目をつぶってでも起用するしかないというフェーズに入っているとも言えよう。
気づけば、首位・巨人とは2.5ゲーム差の3位。ここから距離を詰める意味でも、「2軍レベルにない」ことを証明してきた虎の大砲に奮起が求められる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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