「今まで通りでは上がってこない」今季2度の登録抹消 トリプルスリー男ヤクルト・山田哲人にレジェンドOBからスタイルチェンジが勧められる理由
WBCでは勝負強い打撃も見せた山田(C)Getty Images
ヤクルトの山田哲人内野手は7月3日に出場選手登録を抹消された。
7月2日の広島戦(神宮)で6回の守備からベンチに退いていた。山田の抹消は今季2度目。今春のWBCにも侍ジャパンの一員として参加、世界一奪回に貢献していた。
【関連記事】ヤクルト・主砲村上宗隆 打撃以外で「気になる部分」
シーズンに入ってからは開幕を1軍で迎えたものの、4月13日に下半身のコンディション不良で抹消。同28日に1軍復帰していた。
今季ここまでの成績は56試合に出場して、打率・234、9本塁打、25打点の成績を残している。
リーグ3連覇を狙うヤクルトでは主砲の村上宗隆と主将を務める山田の果たす役割が大きいとあって、球界内からも様々な考察の声があがっている。
現役時代はヤクルト一筋で2000本安打も達成、野球評論家の宮本慎也氏は野球系ユーチューブチャンネル「野球いっかん!」が7月8日までに更新した動画に出演、その中で山田について言及している。
自身がヘッドコーチを務めたときに山田は選手としても接してきたとあって、以前から気にかけてきた。WBCを経て開幕直後の打撃の状態に関しては「あまり良くないな」と感じていたという。ただその後、走り込みを行ったりして、2度目の抹消前は「打ち方自体は良くなっていた」という。
1 2