西武・内海 今でも古巣からラブコールを送られる「人徳」とは
移籍した選手に向け、すぐさまジャイアンツへの復帰希望を伝えることは異例中の異例。それだけ内海の存在がチームにとって大きかったかを示すエピソードとなっている。
そして、今だ。巨人のコーチ陣は若返りを図り、内海と同時代を過ごした中継ぎの山口などもすでにコーチに名を連ねている。
「今季は投手陣がのきなみ苦しみ、エースの菅野を始め、年間通して働いた投手はいなかった。こんな苦しいチーム状況だからこそ、『内海コーチがいてくれたら』と西武をうらやむ声もあります。実際にあのまま内海が巨人に残っていたとしたら、いいコーチになっていたでしょうし、若手育成にも手腕を発揮したことでしょう」(放送関係者)
移籍後3年が経過した今となっても熱視線を向けられているというのだ。内海にとっても2022シーズンはプロ19年目、節目の40歳を迎える大事な1年となる。2足のわらじをはくベテラン左腕はどんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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