「恩返しとは言いたくなかった」元巨人のレジェンド左腕・内海哲也氏が衝撃の「プロテクト漏れ」を振り返る

タグ: , , , , 2022/12/30

 さらに人的補償での移籍を振り返って内海氏は「めちゃめちゃいい経験だった」と語る。36歳であらたな人間関係を築く難しさがありながら、違う景色を見られたことが自身の財産につながったと語る。

 本音を言えば「ジャイアンツでユニホームを脱ぎたい気持ちもあった」という内海氏。引退後は古巣巨人からコーチ就任の誘いもあったとされるが、第二の仕事として選んだのは西武の二軍投手コーチだった。

 巨人時代には最多勝のタイトルを含め、常勝軍団のエースとして一時代を築いた内海氏のプロテクト漏れには当時、様々な意見が飛び交った。そして巨人は今季、リーグワーストのチーム防御率(3.69)に沈み、投手陣再建が大きなテーマとなっている。

 「内海があのまま巨人に残っていればどうなっていたかという意見は未だに根強い。いい指導者になると見られていただけに、幹部候補生をプロテクトできなかった判断が悔やまれます」(球界関係者)

 指導者として第二の道を歩み始めた内海氏の成功も祈りたい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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