阪神リーグ連覇の死角となるか 浮上する「第3の捕手問題」の深刻度とは
岡田監督がどのようにかじ取りしていくかも注目となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
リーグ連覇を狙う阪神はオープン戦ここまで5戦全敗、この時期の勝敗は開幕までの調整とあって大きく気にするものでもないが、一方、チームに陰を落としているのは「第3の捕手」問題にある。
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昨季も梅野隆太郎、坂本誠志郎の捕手併用制をとってきたチームだが、ここにきて梅野が右肩の肉離れで離脱中。
3月2日に行われた日本ハムとのオープン戦では先発マスクをかぶった坂本に代わって、7回からプロ4年目捕手の栄枝裕貴にマスクをかぶらせたが、6回に坂本とのバッテリーで好投していた右腕、茨木秀俊が先頭の浅間大基に中前打で出塁を許すと、この回は3つの四死球を出す大乱調となった。これには岡田彰布監督も捕手交代の影響が大きいと指摘。今後の捕手運用に不安を残した。
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