藤川阪神 課題の「第3捕手問題」 球界OBが指摘した育成に必要なポイント「プレーに特化して…」
動画内ではこのシーンを振り返るとともに、藤川監督が求めたチームプレーに対しての声がけが栄枝が少なかったことに関しては野球のセンスも必要としながら、「プレーに特化して指摘ができるか」は、正捕手への道のりで非常に重要なポイントとした。
連係プレー中にはどうしてもずれや修正のタイミングが出てくるとしながら、全体を見渡せる捕手が各野手に指摘を行う必要があるとした。
その場合は、自身よりキャリアのある野手に対してもしっかりと指摘を行う必要があり、球界では昨年、大きく飛躍したDeNAの正捕手候補、山本祐大もできているとした。
ほかにも球界で捕手としてキャリアを重ね、侍ジャパンでも活躍。巨人に新加入した甲斐拓也、ヤクルトの中村悠平などもしっかり目を配れるとした上で、「栄枝とか中川とかはちょっと遠慮があるんだろうな」と若手捕手においては、ナインにプレーに関して注意喚起できるかも先輩捕手との差が生まれている要因とした。
動画内ではほかのポジション起用に関しても見解を語っている。
チームでは梅野が今季34歳シーズン、坂本が32歳シーズンとなる。今後の常勝軍団を見据えても安定した正捕手の確立、第3捕手、若手捕手の育成は急務となっている。
大事なV奪回がかかった今季、捕手陣において「勝利と育成」の2大テーマをどう両立させていくか。藤川新監督の手腕も注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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