「焦る時期ではない」3連敗の阪神、球界OBが”終盤戦”の精神面について持論「プレッシャーを跳ね返せる力があるかどうかをみたい」
その上で「岡田監督やコーチは優勝経験があるからどれだけ(選手を)リラックスさせられるか」と首脳陣の対応も重要となってくるとしながら、選手に対し「プレッシャーを跳ね返せる力があるかどうかもみてみたい」と優勝争いの中での選手のプレーを自身での注目すべき点に挙げた。
また、楽天での投手コーチ時代のエピソードとして、クライマックスシリーズ出場した際、中継ぎ投手が重圧により、通常とは明らかに違う投球ばかりだったと振り返っており「投手は普段からCSで投げるくらいのつもりでいないと。雰囲気が全く違うんで」と指摘。「徐々に、そういう思いでやっていった方が良い」として、現段階より、大きなプレッシャーのかかる場面を想定しながら取り組むべきと説いている。
佐藤氏の言葉の通り、優勝経験の無い選手たちがいかにプレッシャーをはねのけるかがファンにとっても大きな見どころであることは間違いない。9月1日からのヤクルト3連戦で連敗をストップさせ、再び勢いを取り戻せるか。今後は試合でのプレーはもちろん、選手それぞれの精神面も試される日々が続くことになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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