矢野阪神　泥沼７連敗！「懲罰交代」に「ちぐはぐ采配」でいよいよささやかかれる「あの事態」とは

　３点差を追う７回の場面にも注目が集まった。この回、先頭の大山が安打で出塁。疲れが見え始めた菅野をとらえるチャンスだったが、続く糸原には普通に打たせて併殺に倒れた。ピンチを逃れられ、菅野も思わずほっとした表情を浮かべただけに「あそこは糸原に送りバントでも良かった。勝負事の基本だが、できることをしっかりやらないと勝負の流れはこない」（同）

　最終的に１点差まで詰め寄ったとあって、攻守において首脳陣の判断にも疑問符がついた試合となった。ほかにもこの日は先月２７日のヤクルト戦に先発登板させたルーキー左腕の桐敷を中４日で中継ぎとして登板させるなど、守護神ケラーの離脱から始まり、中継ぎ陣もスクランブル態勢を強いられている。

　何ともかみ合わない。開幕から１２球団で唯一、白星のない阪神は既に球団のワースト記録を更新。すでにネット上では矢野監督に対して「解任動議」も出始めた。チームに光明をもたらす１勝が何より待たれている。

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