矢野阪神痛恨!激震続くオフで「1敗」とされる「あのコーチ人事」とは
ストーブリーグに突入した阪神が揺れている。「絶対守護神」としてチームを支えたロベルト・スアレス投手(30)の残留が流動的となっている。チームの勝利に大きく貢献してきた助っ人を矢野監督始め、球団を挙げて全力で残留交渉を進めていたが、メジャー移籍の意思を固めたといわれているのだ。
ほかにも国内FA権を保有している梅野隆太郎捕手(30)も権利行使を熟考中とあって、今季チームを支えたバッテリーのW流出となってしまうのか、注目を集めている。
スアレスはソフトバンクから移籍2年目となった今季、球団外国人選手として最多の42セーブをマーク。最速163キロの剛速球とキレのある変化球で2年連続でセーブ王のタイトルを獲得するなど、最後を締める「絶対守護神」として、チームに欠かせないピースとなっていた。また梅野も主戦捕手としてチーム最多の130試合でマスクをかぶった。強肩強打で知られ、FA宣言すれば、複数球団が興味を示すと見られている。
一方、今オフの阪神でひそかに注目を集めているのは、他球団のコーチ人事にもあるという。
「巨人のファーム総監督に川相さんが就いたことです。阪神は今春のキャンプで臨時コーチを務めてもらった縁もあり、継続して関わってもらうことを期待する声も一部にあった。しかし、巨人にくさびを打たれたことで手を貸してもらうことはできなくなった。これは痛いのではないでしょうか」(放送関係者)
通算533犠打の世界記録を持ち、守備の名手として知られる川相氏は今回、巨人で新設されたファーム総監督に就任。二軍、三軍を含め、目を配ることになった。