矢野阪神、V奪回にいきなり逆風!助っ人キャンプ不在で出遅れを危惧する声も
世界を揺るがすオミクロン株が阪神のチーム構想も直撃だ。プロ野球の斉藤惇コミッショナー(82)は5日、「オミクロン株」の感染拡大を受け、「キャンプから(合流)というのはどうなるかわからない」と発言。政府が外国人の新規入国を原則禁じている現状を踏まえ、2月1日の春季キャンプ初日は全助っ人不在でスタートとなる可能性を示唆した。
開幕までには入国できるよう政府などと交渉していく方針を示したが、先行きは不透明だ。国内では5日、東京で390人、沖縄では前日から約3倍増となる623人の新型コロナ感染者を確認するなど、感染が再び急拡大している。また沖縄県での感染拡大を受け、2月の春季キャンプの有観客実施についても、今後の議論の対象となるとした。
コロナ禍で迎える3年目シーズンもまだまだ平常モードとはほど遠い。オミクロン株拡大を受け、大きく影響を受けそうなのは昨年同様、最大で8人の助っ人枠維持を目指している阪神だ。
昨年のキャンプも1月中旬に来日していたチェンだけはキャンプインに間に合ったが、新外国人のアルカンタラ、ロハスの来日は4月までずれ込んだ。他球団も外国人選手の入国に関しては頭を悩ませることになりそうだが「何といっても阪神は助っ人枠が大きい。ある意味、助っ人の出来、不出来でチーム状況が大きく変わるとあって、今回の事態は頭が痛いのではないか」(放送関係者)と危惧する声も。