矢野阪神 「サイン盗み」騒動を決着させた裏にある「あの本音」とは
SNSをめぐっては昨年、中日の福投手がツイッターなどで殺害予告など含め、誹謗中傷を受けていたとして被害届を警察署に提出したことも話題となった。
「近年、特に各球団とも選手のメンタルケアには気を配っている。SNSが発達した今、どうしても選手に関しての誹謗中傷が目に入る場面が増えている。球団としてもシーズンが入る前に手を打ったということなのでしょう」(球界関係者)
矢野監督にとっても、今季は就任4年目の大事なシーズンとなる。何としても結果を求められる中、矢野監督が漏らした「どっかで俺も(騒動に)線引きたい」は「雑音」にまどわされることなく勝負だけに集中したいという指揮官の偽らざる本音だった。「いつまでも(サイン盗み騒動を)言われて選手が疑われる、チームが疑われるということがない中で正々堂々と2022年を迎えたいというのがあった」と今回の申し入れの意図を説明した。
気持ち新たに臨むシーズン、真っ向勝負で悲願の日本一を目指す。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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