近本光司の穴を埋めるトレードはあるのか?球界OBが阪神の補強候補をピックアップ
近本の離脱は阪神にとって大きな痛手だ。代役の獲得はあるのだろうか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は近本光司が7月4日に登録抹消されて以降は1勝3敗と調子を崩している。攻守にわたって活躍していた中心選手の抜けたダメージは大きく、岡田彰布監督は島田海吏や森下翔太を1番センターで起用するも近本の穴を埋めるほどの活躍は見せていない。
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近本は現在リハビリに取り組み、キャッチボールなどは再開しているが、復帰の目途が立っていないようだ。長期の離脱も想定しなければいけないないため、今いる選手でセンターが埋まらないようであれば、トレードでの補強も視野に入ってくる。現役時代に大洋(DeNA)で活躍した高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルにて、阪神のトレード獲得候補として何人かの外野手を挙げた。
まず楽天の田中和基の名前を出し、「パンチ力があるし、足も速いし魅力を感じる」とコメント。田中は2018年に18本塁打、21盗塁を記録して新人王を受賞したが、イマイチ波に乗り切れず、2021~2022年は打率1割台。今シーズンも打率.100と苦しんでいる。しかし、打撃も走塁も光るものを持っており、環境が変われば再び輝きを取り戻せるかもしれない。
次はロッテの平沢大河。「(ロッテは優秀な)外野手が多すぎ」と口にしたおり、石川慎吾をトレードで獲得したロッテでは、ますます出番が減るかもしれない。二軍では打率.348と状態は良いため、このまま埋もれさせるには惜しい人材と言える。