「本当に最高のピッチング」緊迫の投手戦を制した才木浩人を球団OBが激賞! 好調・井上広大も「嫌なバッター」と評価
5月13日配信の動画において、才木、大貫の両投手に対して、「お互いに良いところを出して、素晴らしいピッチングだった」と印象を語るとともに、投手への四球から唯一の失点を喫した大貫には、「(四球が)ノーボール2ストライクからだっただけに、もったいなかった」と指摘。続けて「それ以外は低め中心でゴロアウトも多く、ナイスピッチングだった」と評している。
また、才木に対しては、「外の真っすぐ、スライダー系が多かった」として、捕手・梅野隆太郎のリードにも触れており、「インコースばかりだけではない、この配球は良かった」とバッテリーとしてのピッチングの組み立てを称賛。さらに、「才木が完封できたというピッチングはチームにとっても大きい」「球数も序盤から平均していたので、本当に最高のピッチングだった」と背番号35の力投にも賛辞を並べていた。
他にも、組み換えが行われたこの日の阪神打線にも話題は及んでいる。今季初めて1番で起用され、3回に貴重な得点に結びつく安打を放った井上について、「ヒットも出ているし、役目も果たした。チャンスでも打てており、簡単に三振しないので相手にとっては嫌なバッター」と評価。
加えて、大きく顔触れが変わったスタメンには、「ダメなものは外さないといけないし、チームも盛り上がらない。辛抱も必要だけど思い切って替えることも、監督の勇気(次第)かなと思う」とコメント。メンバー変更が結果に結びついたことへの見解を述べている。
阪神はこの試合の勝利により、ふたたび首位の座に返り咲いている。打線への不安は残るものの、この試合でみせた王者としてのここ一番での地力は、この先も大きな武器となっていくはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】【阪神】貯金5で首位キープも…早くもスタメン落ち サトテルへの視線が厳しさを増す「理由」
【関連記事】【阪神】岡田監督も厳しい表情 佐藤輝明再びの「集中力を欠いたプレー」が注目を浴びる理由
【関連記事】阪神・大竹耕太郎が考察 なぜ阪神投手陣は与四球が少ない? 古巣・ソフトバンクとの「文化の違い」【独占】