「本当に最高のピッチング」緊迫の投手戦を制した才木浩人を球団OBが激賞! 好調・井上広大も「嫌なバッター」と評価

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才木が力投を披露し、白熱の投手戦を制した(C)産経新聞社

 5月12日、横浜スタジアムで阪神とDeNAが対戦し、両チームの先発投手が好投したこのゲームで阪神が1-0で接戦を制した。3連戦を2勝1敗とした阪神が4カードぶりの勝ち越しに成功している。

【動画】「見事な完投完封」2024年5月12日【 阪神 vs DeNA 】 佐藤義則の眼





 阪神は才木浩人がDeNA打線を128球、4安打無失点に抑え完封勝利を達成。打線は3回にDeNA先発の大貫晋一に対し、2死から9番の才木が四球の出塁、続く1番・井上広大、2番・中野拓夢の連打で先制し、結果的にこの得点が決勝点となった。

 この試合で阪神打撃陣が記録した安打は3回での2本のみだったものの、才木が最後まで得点を許さずチームを勝利に導いた。7回裏には1・2塁にランナーを背負い、前日に決勝アーチを放っている筒香嘉智を迎えるも、併殺打に打ち取りピンチを凌いだ。右腕が粘りのある投球で、今季初、9回を投げ切ってのシャットアウト勝利を成し遂げている。

 前日には7点のリードを跳ね返されるという屈辱の逆転負けを喫していた阪神は、カード3戦目で僅差のゲームを競り勝ち意地を見せた。

 両チームの先発による投手戦となったこの日の戦いぶりには、阪神球団OBもそれぞれを称えるコメントを残している。現役時代には阪急やオリックスで活躍し、引退後は阪神などで投手コーチを務めた佐藤義則氏がYouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』の中でこのゲームを振り返った。

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