「今年の中継ぎは不安がある」阪神の連覇を推す球界OBが不安定な救援陣に苦言 一番の問題は「カウントを悪くしているところ」

タグ: , , , , , 2024/3/27

 投手コーチとして、2003年、2005年のリーグ優勝に貢献した佐藤義則氏がYouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』を更新。3月25日配信の「『セパ順位予想』2024年3月24日【 阪神 vs オリックス 】」の中で、リリーフ投手についての見解などを語っている。

 佐藤氏は、最終戦の結果を踏まえ、「(オープン戦の)最初から言っているけど、今年の中継ぎのピッチャーはちょっと不安がある」として、「一番は、常にカウントを悪くしているというところ」と打ち込まれる要因を語った。

 その上でオリックス戦の展開を振り返り、「石井なんかでも、得意球としてシンカーやカーブがあるんだけど、それらがストライクに入っていない。それで真っすぐを打たれるというケースがオープン戦で多くみられている」と指摘した。さらに7回裏、左打者2人に連打を浴びた島本にも「去年までのキレが無いのかな」と述べながら、「ベテランでもあるし、開幕までには何とかするだろうとは期待しているけど、バッターとは違ってすぐに状態が上がるとは思えない」と説明。

 加えて、シーズン初戦が目前となった現状について、「ピッチャーは投げ込んだり、色々な準備をしないと、本来のボールの力やコントロールなどがつかない。もう(オープン戦の)ゲームは無いので、開幕までの練習の中で出来ることをしっかり、頑張って欲しい」とエールを送っている。

 ちなみに、動画内での順位予想で佐藤氏は、阪神のセ・リーグ優勝を予想。「岡田(彰布)監督に挑戦して欲しい」と球団史上初の連覇へ期待を寄せている。同様の想いは、多くの虎党も抱いているだけに、開幕までにチーム状態をどこまで高めていけるかによって、シーズン序盤の方向性が示されることは間違いないだろう。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】阪神・大竹耕太郎が考察 なぜ阪神投手陣は与四球が少ない? 古巣・ソフトバンクとの「文化の違い」【独占】

【関連記事】「今の打ち方だったら何回やっても打てない」――佐藤輝明に飛んだゴジラ松井の“檄” 今春に打率7割の大砲は完全開化なるか

【関連記事】オープン戦わずか1勝の阪神 沈黙続く打線に球界OBから辛口エール「ノーアウト満塁でも点が取れない。危機感を持った方が良い」

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム