【阪神】いよいよセCSファイナル開幕!球団OBから指摘される 「広島戦の注意点」「キーマンの存在」とは
また第2戦は6回に末包昇大、8回に田中広輔と代打攻勢もずばりとはまり、DeNAに主導権を渡さなかった。
こういった戦いの経緯を踏まえた上で中西氏は「短期決戦になると、当たってくだけろじゃないけど、(広島側は)三盗や代打起用はぽんぽんと打ってくると思います」と言及。
元々足をからめた奇襲攻撃が得意なチームとあって、三盗、重盗、スクイズといったファーストSのような戦い方を仕掛けてくると見る。
その上で阪神の向き合い方に関しては「奇襲の準備さえしっかりしとけば阻止できる」として、特に捕手の坂本誠志郎がピンチの場面において内野陣への声がけなどナインへ意識づけをしっかりさせることも大事とした。
ほかにも優勝チームだからといって「余裕を見せない、スキを見せない」こともポイントとし、広島側はシーズンとまるで違う戦い方を仕掛けてくる可能性もあることで、くれぐれも油断しないように求める場面もあった。
阪神側のキーマンに関して中西氏は近本光司、中野拓夢の1、2番コンビを指名。「シーズン同様のしっかりした活躍ができれば、自分たちの野球ができる」とした。
投手陣においては「何の心配もない」と中西氏。後輩たちに存分に暴れまくることを期待していた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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