東京五輪が1年延期となった場合、五輪参加かメジャー移籍か二者択一を迫られる「メジャー予備軍」のプロ野球選手は?
五輪出場かメジャー移籍かで選択しなければならない
そんなメジャー予備軍が今年もいる。東京五輪エース格の菅野智之はかねてからメジャー志向を表明してきた。昨オフの契約更改の場では、ソフトバンク・千賀滉大、ロッテ・石川歩、日本ハムの西川遥輝と有原航平、そして東京五輪守護神候補のDeNA・山崎康晃らが、次々と将来的なメジャー挑戦の意向を明かした。
キャリアを考えれば、野球選手の海外挑戦は1年でも早い方が良い。延期された東京五輪のために、可能であるメジャー挑戦を踏みとどまるのは、現実的な選択肢ではない。日本代表に人一倍特別な思いを持つ秋山は同じジレンマを抱えながらも、五輪を諦めメジャー挑戦を決断したことを明かしている。
果たしてこのオフ、何人の選手が海を渡るのかは分からない。だが東京五輪が1年延期となれば、こうした「メジャー問題」が侍ジャパンに悩ましい難題として降りかかる恐れはある。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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