世界ランク3位の張本智和に中国メディアから賛辞 切磋琢磨によるメリットを強調「技術交流とイノベーションを促進」
さらに、技術面にも大きな影響を及ぼすとしており、「張本智和との対決は、中国卓球代表チームに異なるプレースタイルに触れる機会をもたらし、卓球技術の交流とイノベーションを促進した」と振り返る。続けて、「張本智和の技術を研究することで、中国卓球代表チームは自らの欠点を特定し、改善と完璧化を図ることができる」としてメリットを強調。
また、張本との試合は、中国国内の関心度も大きく異なるとして、「張本智和が出場する試合、特に中国選手との決勝戦は、視聴率を大幅に向上させる」と説明。その上で「例えば、2024年WTT福岡ファイナルでは、張本が男子シングルスの決勝に進出したことで試合が大いに注目され、視聴率は非常に高いものとなった」などと論じている。
張本は今年、夏に行われたパリ五輪でメダルを逃すなど悔しさも味わった一方で、各種国際舞台において中国勢上位陣にも肉薄する戦いを繰り広げた。2025年も中国選手との熾烈な競争により、そのパフォーマンスはさらに磨かれていくはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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